授乳中にしこりができて痛い。
乳首に白色の“できもの”ができた。
赤ちゃんに吸われると乳首が痛い。
これは、赤ちゃんの母乳の飲み残しが原因です。
乳管が詰まっているか、詰まりかけていることになります。
通常、乳口(乳管の出口)は5~10個ほどありますが、
そのうちの一部が赤ちゃんに吸われずに母乳が乳房の中に残ります。
それがしこりとなり、できものとなり、熱を持ったりします。
乳首のできものは“白斑”と呼ばれるもので、
乳口が詰まり、母乳が乳首の外に出られなくなった為におこります。
<授乳中のしこりの対処法1>
まず、食べ物から見直してください。
母乳は、ママの血液からできているので、
しこりを作らないためには、授乳中のママの血液をサラサラにする必要があります。
控えるもの
揚げ物や中華料理など脂っこいもの、餅、煎餅など餅で作ったもの、牛乳と乳製品、
いくら・たらこなどの魚卵類、チョコレートなど甘いもの など
授乳中は、脂っこいものを控えた和食が一番です。
<授乳中のしこりの対処法2>
とにかく赤ちゃんに母乳を飲んでもらうことです。
授乳中、上手に赤ちゃんに飲んでもらうことにより、しだいに“しこり”も消え、
白斑のところからは母乳が分泌されるようになります。
母乳の飲み残しはどうしておきるのでしょう。
それは、赤ちゃんが上手に母乳を飲めていないからです。
乳管の出口近く(だいたい乳輪と白い皮膚の中間あたり)には、
伸び縮みする乳管洞があります。
伸び縮みする乳管洞があります。
赤ちゃんは、その伸び縮みする乳管洞に口をあてて母乳を飲むのです。
ですから、赤ちゃんには、乳輪をすっぽり包むくらいに大きく口を開け、
吸啜(くわえて吸う)をしてもらう必要があります。
乳輪の奥までが、赤ちゃんの口の中に入っていますか?
赤ちゃんの口がドナルドダックのようになっていますか?
まず、しこりのある、白斑のできた、
痛いほうのおっぱいから飲んでもらいます。
赤ちゃんは、お腹の空いている時のほうが母乳を吸う力が強いので、
先に飲んでもらったほうがしこりの解消が早くなります。
その時に、
しこりの部分の外側のほうから、
しこりの部分の外側のほうから、
乳首に向かって母乳を流すように、
押し出すように圧迫すると効果的です。
赤ちゃんも母乳の飲み方にクセがあるようですので、
授乳中、飲む方向を変えてあげます。
左抱きから右抱きに
横抱きから縦抱きに、フットボール抱きに
と、色々な抱き方を工夫すると、
今まで飲んでくれなかった乳管にヒットしたりします。
赤ちゃんは、縦抱き、フットボール抱きのほうが母乳を飲みやすいようです。
また、夜間は比較的赤ちゃんも母乳を良く飲んでくれるようです。
<授乳中のしこりの対処法3>
母乳の飲み残しがある場合は、乳首は触らないようにして、搾乳をしてください。
飲み残しがあると、赤ちゃんも美味しくないのであまり飲んでくれません。
しっかり搾乳し、次の授乳の時には新鮮な母乳をあげてください。
また、しこりがひどい場合は、
助産院へ行き母乳マッサージなどの処置をしてもらってください。
しこりは、放っておくと乳腺炎になり、ひどくなると切開手術が必要になります。
そうならない為にも、
① しこりのこまめなチェック、
② 授乳中のサラサラ血のための食事、
③ 赤ちゃんへの上手な頻回授乳、
④ 飲み残しの上手な搾乳
を心がけてください。
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